太陽電池用部分影補償器を統合した
「部分影補償器統合型コンバータ」の開発

鵜野将年
(茨城大学 工学部電気電子工学科 准教授)

2017年11月8日水曜日

マレーシアのペナン島ジョージタウンで開催されたIEEE TENCONに参加しました

11月6日~8日にマレーシアのペナン島ジョージタウンで開催されたTENCONという国際会議に4名のM1学生と共に参加してきました。
ありえない程の天候トラブル、人的トラブルに巻き込まれた旅行になりました。
成田からクアラルンプール経由でペナンに行く旅程でしたが、嵐のせいでクアラルンプールを出発した飛行機がペナンに着陸できずクアラルンプールに引き返すことになりました。
これがトラブルの発端です。
時間的な問題で空港で雑魚寝することになったのですが、空港の空調が効きすぎていて長袖でも凍えるほど寒くて寝れず皆1~2時間の睡眠時間となりました。
そして、いざ定刻になってペナン行きの飛行機に搭乗しようとなった時に、なんと2名の学生が搭乗ゲートにいません。
搭乗時間の20分前には確かに居たのですが、他の学生に行方を聞くと、なんと出発直前なのに呑気に朝食に出かけたとのこと。
後に本人たちの言い訳を聞くと結局は「自分で時間を把握してなくても他人が把握してからダイジョウブ」という考え方で互いに甘えきっていたということでした。
電話を掛けても出ず、これは本人たちのところに直接行って連れてこなければいけません。
フライト時刻は9:15、時計を見ると9:03で、係員はフライトの10分前にゲートを閉めるからもう待てないと言っています。
係員に頼み込んで「3分だけ待ってくれ、今から走って連れてくる」とお願いして何とか待ってもらえることになったのですが、搭乗ゲートですでに待機している2名の学生と僕の計3名の面子を見ると、どう見ても僕が一番足が速そう…
ということで、呑気に朝食をエンジョイしている学生を連れてくるために1~2時間の睡眠しかとっていない体に鞭を入れて朝っぱらから空港を全力で走る羽目になりました。
そしてレストランに着くと案の定、彼らは何も知らず呑気に朝食をとっていました。
一喝して、学生と共にゲートまで走って戻ることで何とか間に合いましたが、本当にシャレにならない状況でした。
常識知らずとは本当に怖いです。
呑気な学生は片道ダッシュ、僕は往復ダッシュです…空港で1kmほど走りました、準備体操なしで突然走ったせいで膝を痛めて、向こう2日間は足を引きずってしまいました。
大げさかもしれませんが、学生は片時も目を離してはいけない子供と同じなのだなと感じました。
そしてペナンに何とか到着できたのですが、今度はスーツケースが届かないというトラブル発生です、しかも5人全員。
荷物紛失係に問い合わせると後にホテルにスーツケースを届けてくれるということだったので、とりあえず宿にチェックインしてペナン観光をしました。
嵐のせいで街では浸水している地域、倒木もたくさんありました。

すると、今度はフライトを逃しそうになった2名の学生がマレーシアの文化や食べ物に対して文句たらたら、突然腹を下す、など再び手間のかかる子供っぷりです…
もしかしたら色々な意味で教員の仕事を全うするためには僧侶なみの精神と保育士のような包容力が必要なのかも知れません。


夜になってもスーツケースが届かなかったので、諦めて下着と洗面具一式をデパート購入しました。
ですが、購入後に宿に戻ってくると、すぐにスーツケースが届きました。無駄に下着と洗面具一式が増えてしまいました。
発表については英語力の割にはまずまずといったところでしょうか。
皆一様に自分たちの英語力の貧弱さを痛感したようでした。
いくらTOEICの点数が600点や700点あってもそれは点数を取るための対策をした結果であって、実用的な力を反映しているわけではないということを理解してくれたようでした。
これを機に真剣に英会話に取り組むといっています。




そして、恐らく今回の旅行で学生にとっての一番の収穫は狭い日本から初めて飛び出して海外の色々なものを体験できたということだと思います。
日本の常識は通じない、途上国でも日本より進んでいる側面はたくさんある、そして日本の学生はものすごく恵まれた環境にいる、ということに気づいたようでした。
今後に活かされれば今回の大失態も糧になります。彼らの研究に対する姿勢が変わることを祈るばかりです、いや変わってくれなければ割に合いません、今回ばかりは。
 

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